指先 ぽたぽた
針がね もうない
指先 ぽたぽた
ただただ 赤を見る

まだ 流せるかな
もう少しだけ深く
まだ 落とせるかな
もう少しだけ多く 多く

ああ返り舞い散った飛沫
突然沸いた空白に怯え
もう元に戻らない赤が
また少し腕を伝って落ちる

掴んだはずの感覚を放し
歪んだままの感情に溺れ
怯えた僕はまた赤を求めて
暗い部屋でただ一人刃を取る

だって だって 僕だけが孤独
知らない事知りたいだけで
何も不思議な事なんて無いのに
冷たいそんな目を向けないで

だって だって それだけで孤独
それが当たり前だなんてやめて
なんで なんで 何で僕だけが
知らないの

転 転 転 転 転
点と点を結んで 指切った

ああ返り舞い散った飛沫
突然沸いた空白に怯え
もう元に戻らない赤が
また少し腕を伝って落ちる

掴んだはずの感覚を放し
歪んだままの感情に溺れ
怯えた僕はまた赤を求めて
暗い部屋でただ一人刃を取る

だって だって 僕だけの孤独
知らない事知りたいだけで
何も不思議な事なんて無いから
冷たいそんな目を引き裂いて

だって だって それだけの孤独
それが当たり前なんだって知って
なんで なんで 何で僕は今
刃物を首に当てているの
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