ほら後ろの正面には 誰もいない
そうさ 僕はひとりっきりで息をしてる

ほら 雲ひとつ無い空 みたいに甘いソーダ
飲み干して落っこちた グラスは割れなかった

たったったったった 
風船が割れて 星が散る
僕の前でさ

ほら後ろの正面には 誰もいない
そうさ 僕はひとりっきりで息をしてる

ほら 手を握れば何か 物足りない温度
伸ばした手引っ込めて 泣いた

ぱっぱら 落っこったらった
サイダーの炭酸をさ 零したようだ つまんないな
だったら息を吐いて 酸素を消費 新しい味にしてみようかな

眠って眠って 眠らせて

ほら 眠って眠って眠って眠って眠って眠らせて
ほら 眠って眠って眠って眠って眠って眠らせて

おはよう





【曲解釈】  大切な人を失った人の曲です。 歌詞を追いながらご覧ください。




いつもそこにいたのに、後ろを振り返っても誰もいない。
この世界に取り残されて、僕は1人で呼吸をしてるだけみたいだ。

甘い甘い蜜を溶かした睡眠薬を飲み干して眠りに落ちたのに、
僕はそれでも壊れなかった。

(ぱらぱらと僕の目の前で君が壊れて 星のように散ってしまった)

ほら、後ろの正面には誰もいない。
本当に、僕は1人で呼吸をしてるようだ。
手を握ったら、君の温もりの無い感覚。
もう君に届かない手を引っ込めて、泣いた。

ああどこか違う世界に落っこちてしまったみたいだ。
サイダーの炭酸を抜いたみたいに物足りない、つまんない世界。
だったら息を吐いて、酸素を失くして、新しい世界に行ってみようかな。

ほら、眠って、眠って、眠って、新しい世界に連れて行って。
ほら、眠るから、早く、新しい世界に、ほら、早く、眠らせて。

でも、世界は僕を連れて行ってくれない。
目を覚ますといつもと同じ、君のいないつまらない世界がおはようって僕に喋りかけてくる。

(ああ、泣きそうだ / 歌詞にはありません)
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